ガソリンが高い県と安い県で差があるのはなぜ?高騰の理由は3つ!

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頻繁に値上がりするガソリン価格。

都道府県によってガソリン価格は違い、高い県と安い県では大きな差があるようです。

なぜガソリン価格に差が出るのでしょうか?

今回の記事の内容は

・都道府県でガソリン価格に差がある理由は?

・ガソリン価格の内訳は?

・ガソリン高騰【3つの理由】

以上についてまとめました。

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【ガソリン価格】高い県と安い県は?

9月15日現在でレギュラーガソリンが最も高いのは長崎県、安いのは和歌山県でした。

レギュラーガソリン価格が高い上位3県はこちらです。

長崎県190.2円
長野県189.7円
高知県189.1円

レギュラーガソリン価格が安い上位3県はこちらです。

和歌山県171.1円
千葉県177.1円
奈良県177.4円

一番高い長崎県と一番安い和歌山県では19円の差がありました。

なぜこんなにもガソリン価格に差があるのでしょうか。

次で説明していきます。

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ガソリン価格に差がある理由は?

都道府県によってガソリン価格が異なるのはなぜでしょうか?

その理由は

沿岸部にある製油所から各スタンドまでの距離で輸送人件費が異なるから

つまり、製油所から遠いと運送費や人件費がかかるため、高くなってしまうという事です。

では次にガソリン価格の内訳を見ていきましょう!

ガソリン価格の内訳は?

ガソリン価格の内訳は2つに分けられます。

本体価格(55%)税金(45%)

本体価格というのは原油価格、精製費、備蓄費、自家燃費、金利、輸送費、販売管理費などが含まれています。

そして全体の45%を占めている税金というのはこちらです。

石油税

ガソリン税(本則税率)

ガソリン税(暫定税率)

消費税

これらの税金は変わることはありませんので、ガソリン価格が下落しているときは本体価格が下がっているということになります。

日本は海外から原油を輸入しているので、世界情勢によって原油価格が変わるのです。

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ガソリンが高騰【3つの理由】

ガソリン価格が高騰している理由は3つあります。

政府の補助金が削減されていること

ロシアのウクライナ侵攻によってロシアからの原油供給が滞っている

新型コロナウイルスの緩和によって経済が回復し、原油の需要が高まっている

【理由①】補助金の削減による影響

高騰の一番の理由は補助金の削減ではないでしょうか。

2022年から政府は、ガソリン代が170円を超えるくらいを目安に補助金を出していましたが、2023年6月から少しずつ補助金が削減し、高騰リスクへの備えを強化することが閣議決定されました。

9月末には終了する見通しでしたが10月まで延長となりました。

【理由②】ロシアのウクライナ侵攻による影響

ロシアはアメリカ、サウジアラビアに次ぐ石油生産が世界3位の石油大国です。

しかし、2022年2月24日から始まったロシアのウクライナ侵攻がきっかけで、ロシアからの原油供給が滞っているのではないかと言われています。

【理由③】新型コロナウイルスによる影響

世界的に新型コロナウイルスの感染が緩和されてきました。

経済活動が回復し、原油の需要が高まっています。

更に、円安も大きく関わっています。

原油の決済はドルで行われているため、原油価格が上昇するとドルを調達する量が増えてしまい、円安になるのです。

円安になるということは、原油の仕入れ値が上がってしまうので本体価格が上がり、ガソリン代が高くなるというわけです。

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まとめ

ガソリン価格が高い県と安い県の価格の差やは17円でした。

その理由は

沿岸部にある製油所から各スタンドまでの距離で輸送や人件費が異なる

という理由でした。

補助金が10月までの延長となりましたが、毎日車に乗る人や、車が無いと生活ができないところに住んでいる人にとってはかなり酷な状況です。

1日も早くこの状況が変わってほしいですね。

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